大阪西天満・南森町にあるパーソナルジムSperanzaの田中です(^^)
今回はダイエットに関する記事です!興味がある方はぜひ、読んでいってくださいね。
食事誘導性熱産生(DIT)について
食事誘導性熱産生(Diet Induced Thermogenesis, DIT)とは、食事を摂取した際に体内で消費されるエネルギーのことを指します。具体的には、食べ物を消化・吸収する過程で発生する熱のことで、安静時でも代謝が増加する現象です。DITは、基礎代謝や生活活動代謝と並ぶ重要なエネルギー消費の一部であり、1日の総消費カロリーの約10%を占めています。
食事の内容や摂取方法によってDITの量は変わり、特に朝食を摂ることで最も高くなることが知られています。逆に、夜遅くに食事をするとDITは低下します。
食事誘導性熱産生のメリット
DITを高めることには多くのメリットがあります。
体重管理: DITが高いと、同じカロリーを摂取しても実質的なカロリー摂取量が減少し、 体重管理に役立ちます。
代謝の向上: 食事後に代謝が活発になるため、エネルギー消費が増え、ダイエットや肥満予防に効果的です。
健康促進: DITを意識することで、栄養バランスの良い食事を心がけるようになり、全体的な健康状態が改善される可能性があります。
タンパク質と食事誘導性熱産生
タンパク質は他の栄養素に比べてDITが非常に高いです。具体的には、タンパク質を摂取した際には、そのエネルギーの約30%が消化・吸収過程で消費されます。これに対し、糖質は約6%、脂質は約4%です。そのため、高タンパク質な食事は太りにくいとされています。
ダイエットにおいて、洋菓子より和菓子が良いと言われる理由もここにあると考えています。和菓子は糖質の割合が多く、洋菓子は糖質以外に脂質も含まれます。
また、和菓子に良く使用されるアンコには「あずき」が使用されておりタンパク質も含まれているので間食にオススメです。
よく噛むことの重要性
食事をよく噛むこともDITを高める要因の一つです。咀嚼によって交感神経が刺激され、熱産生が促進されます。また、よく噛むことで満腹感が得られやすくなり、過食防止にもつながります。 食事中はゆっくりと時間をかけて噛むことを意識しましょう。
食事誘導性熱産生を高めるその他の方法
DITを高めるためには以下の方法も有効です。
温かい食べ物や香辛料: 温かい料理や香辛料を使った料理は血行を促進し、エネルギー消費を増加させます。
バランスの良い食事: 偏った食生活ではなく、多様な栄養素を含むバランスの良い食事を心掛けましょう。特に野菜や果物も積極的に摂取することが大切です。
日常生活で意識すること
日常生活でDITを意識するためには以下の点に注意しましょう。
朝食をしっかり摂る: 朝食はDITが最も高くなるため、しっかりとした内容で摂取することが重要です。
よく噛んでゆっくり食べる: 食事中は焦らずによく噛むことで満腹感も得られます。
栄養バランスを考える: 食品選びではタンパク質源(肉や豆腐など)を意識しつつ、野菜や穀物も取り入れたバランスの良いメニューにしましょう。
これらのポイントを日常生活に取り入れることで、健康的な体重管理や代謝向上につながります。食事誘導性熱産生について理解し、自分自身の生活習慣に活かしてみてください。
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